長寿祝いは、これまでの人生をねぎらい、これからの健康と幸せを願う特別なお祝いです。せっかく贈るなら、心から喜んでもらえる「世界に一つだけ」のギフトを選びたいですよね。
その中でも名入れギフトは、次のような理由から特に喜ばれる贈り物です。
- 感謝を形に残せる特別感
- 日常で使える実用性を兼ね備えている
- 人生の節目をより印象的な思い出として残すこと
名入れギフトのさらに詳しいメリット・デメリットについては、こちらの記事も参考にしてください→ [名入れギフトのメリットとデメリットを徹底解説]
この記事では、長寿祝いの色の意味をわかりやすくまとめたうえで、還暦(60歳)・古希(70歳)・喜寿(77歳)・傘寿(80歳)・米寿(88歳)それぞれにおすすめの名入れギフトと、心のこもったメッセージ例をご紹介します。
長寿祝いと色の意味

日本では、長寿のお祝いには年齢ごとに「縁起の良い色」が決まっています。たとえば60歳は還暦の赤、70歳は古希の紫など。これを知っておくと、ギフトの色選びやデザインに迷わず、より心のこもった贈り物ができます。
下の表を参考に、相手の年齢に合ったカラーを選びましょう。
| 長寿祝い | 年齢 | お祝いの色 | 意味・由来 | 
|---|---|---|---|
| 還暦(かんれき) | 60歳 | 赤 | 干支が一巡し「暦が還る」ことから。魔除けや健康長寿を願う赤い色が伝統。 | 
| 古希(こき) | 70歳 | 紫 | 中国の詩「人生七十古来稀なり」に由来。紫は高貴さと長寿を表す色。 | 
| 喜寿(きじゅ) | 77歳 | 紫 | 「喜」の草書体が「七十七」に似ていることから。気品と長寿を意味する紫が定番。 | 
| 傘寿(さんじゅ) | 80歳 | 金・黄 | 「傘」の略字が「八十」に見えることから。黄金色は豊かさと長寿の象徴。 | 
| 米寿(べいじゅ) | 88歳 | 金・黄 | 「米」という字を分解すると「八十八」になることから。豊作・繁栄・長寿の願いを込める。 | 
年代別おすすめ名入れギフト

長寿祝いでは、年齢ごとに意味のある色や人生の節目を意識して選ぶと特別感がぐっと増します。ここからは、年代別におすすめの名入れギフトを紹介します。
還暦(60歳)向け名入れギフト

還暦は60歳を迎える節目の祝いで、赤いものを贈るのが定番です。
たとえば赤色の名前入り湯呑みは、毎日のティータイムに特別感を添えながら長く使えます。
また、名入れ掛け時計は新しい時間の始まりを祝うアイテムとして人気。リビングや書斎で見るたびに感謝の気持ちを思い出してもらえるでしょう。
記念日や名前を刻んだフォトアルバムもおすすめ。家族の歴史を残すアイテムとして、思い出を整理したり飾ったりできます。
古希(70歳)・喜寿(77歳)向け名入れギフト

古希・喜寿は、家族や友人が集まって長年の感謝を伝える大切な節目。紫は高貴さと健康長寿を意味する色で、特別感のある贈り物にぴったりです。
たとえば、紫色の名前入り湯呑みは、毎日のティータイムに上品な華やかさを添えます。
また、名入れ掛け時計は新しい時間の門出を祝うアイテムとして人気です。リビングや書斎で見るたびに感謝の気持ちを思い出せるでしょう。
フォトアルバムも、家族の歴史を残す記念品としておすすめ。節目の思い出を整理しながら飾って楽しめます。
傘寿(80歳)・米寿(88歳)向け名入れギフト

80歳の傘寿や88歳の米寿は、人生の大きな節目。長寿をお祝いする気持ちを込めて、使うたびに思い出してもらえるアイテムがぴったりです。特にこの年代は実用性と同時に“特別感”や“上品さ”を大切にする方が多いので、記念になる名入れギフトが喜ばれます。
たとえば、金色の名前入り湯呑みは、米寿を象徴する華やかさと落ち着きを兼ね備えています。毎日のティータイムに特別な輝きを添え、長寿のお祝いらしい上品さを感じさせてくれます。
また、名入れ掛け時計は、これまでの時間を振り返り、これからの時を刻む記念品として人気。リビングや書斎で目にするたびに家族の感謝を思い出してもらえます。
フォトアルバムは、家族の歴史や思い出を1冊にまとめられる特別な贈り物。お祝いの場で写真を追加してプレゼントすると、さらに感動が深まります。
実用性も重視するなら、名前入り湯呑みセットや茶筒などお茶まわりのアイテムを合わせて贈るのも◎。日常のひとときを贅沢にしてくれます。
感謝の気持ちを伝えるメッセージ文例集

長寿祝いには、ただプレゼントを贈るだけでなく「これまでの感謝」や「これからの健康と幸せを願う気持ち」を添えると、より心のこもったギフトになります。のし紙の表書きは「御祝」や「寿」が一般的です。ここでは、年齢別に使いやすいメッセージ例をご紹介します。
還暦(60歳)のメッセージ例
- 60歳の節目、おめでとうございます。これからも元気で楽しい毎日をお過ごしください。
- 還暦を迎えられた○○さんに、感謝とお祝いの気持ちを込めて。これからの人生も笑顔あふれる日々になりますように。
古希(70歳)・喜寿(77歳)のメッセージ例
- 古希(喜寿)おめでとうございます。これからもお元気で、笑顔の絶えない毎日をお過ごしください。
- いつも家族を支えてくれてありがとう。健康と幸せがこれからも続きますように。
傘寿(80歳)・米寿(88歳)のメッセージ例
- 米寿(傘寿)おめでとうございます。これからもお身体に気をつけて、明るく元気な日々を過ごしてください。
- 家族みんなでお祝いできることを嬉しく思います。これからもずっと元気でいてくださいね。
- メッセージカードを添えることで、プレゼントがさらに特別なものになります。
- 熨斗(のし)やラッピングには触れていませんが、名入れギフトを贈るときに知っておきたい注意点をまとめています→[名入れギフトを贈る時に気をつけたい5つのポイント]
まとめ

長寿祝いは、人生の大きな節目を祝う大切なイベント。年齢ごとに意味のある色を意識しながら、相手が喜ぶ名入れギフトを選ぶことで、思い出に残るお祝いになります。
名前入りの湯呑みや掛け時計、フォトアルバムなど、普段使いできる実用品から記念に残るインテリアまで、気持ちに合わせて選んでみましょう。


